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2016年10月22日 (土)

当然ハシゴを外されるわけで

 前回の話でWHOで残念な姿を世界中に晒しているヌッポンであるが、もっと恥を晒しているのが環境問題におけるパリ協定である。
 京都議定書のワンランクアップバージョンだが、リベラル大嫌いのアベ一味は旧民主党政権がご執心(そのため福一の件の責任を全て鳩山と菅(オツムのマトモな方)に押し付けた)だった京都議定書を敵視しており、ミチュハシセンセイよろしく「サンギョーガー」ということで半ばこれを破棄した。
 パリ協定も「どうせ欧米、中、印その他の思惑ゴタゴタで到底発効しないだろうとタカを括っていた(アベのスポンサーの都合上、「この道しかない」しか選択肢がなかったのだが)。
 しかしそれではオバマを見くびりすぎである。周近平もうちのボンボン一味に比べれば遥かに知性があり、また狡猾である。インドもしかり、アベボンボンと同程度のオツムなのは台湾のアニメアイコンどもと資源しか能のない(そしてネトウヨが敬う(性懲りもなくまた露スケに騙されるのか(笑)))ロシアのプーチン、後は油買ってほしいアラブの厚顔無恥どもか。
 とにかくあれよあれよという間にヌッポンを差し置いて発効と相成った。オバマは日本の政権と官僚の及び腰と仕事の遅さを見抜いている。アベ一味の憧れるアメリカの軍事力はこのところ冴えない(というかもうドンパチ道具は戦争に要らない)反面、この手の根回し力は舌を巻く。キューバ、イランに次ぐ快挙ではないだろうか。アメリカの最近の外交を下手と評する勢力の一部(KKK新聞等)は単にCIAばりの「最後は戦争」という懐古趣味に走っており、4chanでアニメ好き(そしてアスホール太郎と顔の溶けた一族のアヘン大王の孫好き)のAlt-Rightに頼るしかないが、このような動きはオバマ、クリントンラインにバレバレである。当たり前だが、世界の歴史上、これほど頭の悪い(ハッピーサイエンス脳と呼ぼう)工作は例がない。こんなものに引っかかるのは台湾の哈日族ぐらいだろう(それ故に世界から「国家」と見做されなくなった訳である)。
 「サンギョーガー」とかいう懐古趣味ではなく、日本の文化を支える裏付けは環境対策を基本にしなければならない。新エネルギーの導入において日本は殆どの面で圧倒的不利だが、だから尚更、効率の良い新エネルギーを開発し、少なくとも責任ある国際社会の一端に参画しようではないか。

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